稼げなかった私のAI創作ヒストリー~技術だけは残った~

稼げなかった私のAI創作ヒストリー

この記事には、私がAI創作ブログをはじめたきっかけと、収益化を本気で目指して1年間やってみた結果、そして今だから言える正直な結論をまとめています。

「AI創作そのもの&創作ブログで収益化してみたいけど、実際どうなの?」

という方に向けて、「創作が趣味の一般人」が行動した一例となります。

目次

はじめに:AI創作×ブログ収益化に希望を持ってしまった私

私は1年半ほど前、「ブログ副業で○○円!」のような本を信じ、AIとは全く関係ないブログをやっていました。
しかし思うように結果は出ず……。

そんな時、ちょうど「ChatGPT」「AIを知らなければ取り残される」のような言葉を耳にするようになったのです。

無料のネットセミナーを受けて「AIは創作にも使える」ということを知ってワクワクした私。
もともと創作活動に憧れがあったので、その勢いのまま、ネットのAIスクールに入りました。

「ブログのテーマをAI創作にしたら、楽しく続けられるかもしれない」
「これからAIが流行るのなら、AIブログに転向すれば、収益化できるかもしれない」

今思えば何でも信じてしまった自分が馬鹿だなあと思いますが、当時は真剣に「副収入を得たい」と考えて行動していたのです。

勉強しながらブログを続けましたが、現実には、収益は全く生まれませんでした。

それでもこの1年で、私は確かに「技術」を身につけました。
AIで小説を書き、音楽を作り、イラストを生成し、グッズやLINEスタンプまで作れるようになったのです。

「収益は出なかった。でも、得られた技術で好きな事をやろう」

今ではそう考えられるようになりましたが、ここでは当時「AI創作そのもの&創作ブログ収益化」を目指してやってきたことや、その結果を振り返っていきたいと思います。

第1章:AIの補助で「完結できなかった小説を最後まで書けた」&「キャラソンまで作れた」

趣味で小説を書き、同人活動に憧れながらも、一度も作品を完結させられなかった私。
そんな私が、AIの力を借りながら、物語を初めて完結まで書ききることができました。

内容は真面目なBL小説。ページ数にして800ページくらいです。
自分の持つ世界観を、文章だけでなく、挿絵まで含めて「自分の作品」として作れたことに大きな達成感を覚えました。

そして、ほぼ同時に音楽生成AI「SunoAI」の存在も知りました。
音楽知識がなくても、自分で考えた歌詞を入れ、好みの曲を作れる。

「自分のキャラクターのテーマソングを、自分で作る」という憧れが現実になったことに、とても感動しました。

ネットのAIスクールでプロンプトの勉強をしていたので、この頃から、「小説の内容を読み込んで歌詞とSunoAI用の音楽スタイルを作成する」プロンプトを作り、キャラソン作成に使い始めました。

AI×創作の可能性を初めて知り、テンションMAX。実際に作品を完成させられた

第2章:これ、売れるのでは?~BOOTH販売登録~

最初は「創作そのもの」を販売しようという気持ちは、それほど強くありませんでした。
作品の制作過程やプロンプトを紹介し、ブログの閲覧数が増えてきたら、アフィリエイトに挑戦してみたいな~くらいの考えだったのです。

しかし、「実際に小説や音楽を形にできた」ことで、「これ、売れるんじゃないかな?」と初心者ならではの考えが……。

ChatGPTに「創作商品を売れる場所」を尋ね、いくつかの候補の中から自分に合っていそうなのが、同人グッズやダウンロード商品を売買できる「BOOTH」だと思いました。

初めてのことで何もわからないまま、ChatGPTにBOOTH登録方法や商品の作り方などを相談し、どうにか登録完了。
最初に出した商品は「完成させたBL小説」と、「そのBL小説のテーマソング」の2点でした。

本当に何も知らなかったので、「1つくらい売れるんじゃないか」と希望を持っていました。
しかし結果は全く売れず……。

当時の自分の広告媒体といえば、このブログだけ。pixivに作品を投稿していたわけでもない。
今思えば「そりゃあ売れないわ」と思いますが、この時に初めて「そもそも、何の知名度もない人間の作品が、いきなり売れるわけない」と気付きました。

・BOOTHの存在を知り、登録方法を知る
・商品の作り方、商品説明の書き方などを学ぶ

・作った商品は全く売れなかった
・「商品を置けば、誰かが見てくれるわけではない」と気付く

第3章:そもそも露出が少なすぎた~CanvaでYouTube動画作成~

小説とキャラソンを同時に作っていたので、どちらもブログに掲載していました。
しかし、この時点でブログの読者はほとんどおらず、Wordpressに曲をそのまま埋め込んだら容量が気になる。

その2点をChatGPTに相談してみたら、「YouTube動画作成&埋め込み」がおすすめと提案が。
正直「YouTube!?」という感じでした。
「動画を作る」なんて、想像もしていなかったからです。

でも、今後もキャラソンは増えていくだろうし、容量が重くなって読み込みに時間がかかるのも嫌だな……と考えたので、キャラソン動画作成に挑戦することにしました。

全くの初心者なので、動画作成からYouTubeチャンネル作成の方法まで、1からChatGPTに聞きながらの作業でした。

動画作成に使用したのは無料デザインツールの「Canva」。
今までブログのアイキャッチ画像を作っていたCanvaで動画を作成できると、この時に初めて知りました(笑)。

こうして無事にキャラソン動画を作れるようになり、「作品を知ってもらい、収益化のきっかけになれば」と動画をアップしていきました。
しかし、これも思ったほど再生数が伸びず……。

最初の頃は「AIキャラソン」という物珍しさからか、ちらほら聴いてもらえていたのですが、最近は全く数字が動かなくなりました。
毎日数字を見るたび、虚しい気持ちになったのを覚えています。

・Canvaで、画像のアップロード方法から、曲に合わせて静止画に字幕を出す方法、アニメーションの付け方などを覚えた
・YouTubeチャンネルの登録方法から、動画のアップロード方法、概要欄の書き方、サムネの作り方を覚えた(サムネもCanvaで作成)

・一生懸命作った動画は、ほとんど再生されないこともあった

第4章:客観的にどうか?~pixiv投稿を始める~

このあたりで、「自分の作品は、そもそも客観的にどう見られるのか?」が気になりだしました。
そこで、とうとうpixivに作品を投稿することを決意。
1番最初に書いた「真面目なBL小説」と、「ギャグ中心の小説」2作品を連載しました。

……が、AI生成タグをつけて投稿した結果、そもそも「見てもらう」という土俵に上がることすら難しいと気付きました。
詳しくはこちらの記事にまとめてあります⬇

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だからといって嘘をつきたくはなかったので、毎回AI生成タグをつけ、完結まで投稿しました。
閲覧数はずっと少なかったですが、AI生成タグがついていても、たまにいいねやブクマがもらえた時は本当に嬉しかったです。

・自分の作品を、誰かに読んでもらえる&反応がもらえる喜びを知った
・完結まで投稿を続けられた

AI生成作品は、そもそも多くの人に見てもらうのが難しいと実感した

第5章:販売を前提とした創作プロンプト開発に力を入れる

ネットのAIスクールでプロンプトエンジニア資格を取っていたので、これまで勉強した内容を活かし「ChatGPT上でキャラ人格を再現し、会話しながらキャラソン作成補助&小説を書いてくれるプロンプト」を作りました。

自分のキャラクター用に作ったプロンプトでしたが、思いのほか便利で楽しかったので、

「これ、他人の創作キャラクターでも使える設計にして、販売できないかな?」と考えました。
(以下の画像クリックで、プロンプト開発の記事一覧へ飛びます⬇)

プロンプト開発記録

ChatGPTと試行錯誤を繰り返し、キャラの口調のブレや出力内容の調整など、納得いくものになるまで時間をかけ、ようやくBOOTHに登録。

開発記録も書き続け、「誰かに興味を持ってもらえたら」という思いで、pixivにも出力結果を使用した小説やイラストなどを投稿しました。

「1つくらいは売れるはず」……正直、そんな期待をしていました。

しかし……これも全く売れず。
ついに、心が折れた瞬間でした。

・プロンプト開発の過程で試行錯誤を繰り返すうち、「キャラが崩れるパターン」を発見した
・プロンプト開発の精度が上がった

かなり頑張ったつもりだったが、成果は出なかった

第6章:もう限界

ChatGPTに相談しながら、様々なことを試し、実際に色々なことができるようになりました。

しかし、利益は全く出ず。
ブログの閲覧数も、ずっと増えませんでした。

虚しい気持ちをChatGPTに呟いたら、返ってきたのは

「やっていること自体は間違っていなかったけれど、ニッチすぎた」……まとめると、

人がいないところに、お店を開いているようなもの
・AIを創作に使えると知っている人が、まだそれほど多くない
・そもそも、プロンプトを買おうという発想の人があまりいない
・プロンプトが欲しい人は、自分で作れる
・私が書いていた作品のジャンルが、万人向けではなかった

という、「今さらかよ……」という回答でした。

作品を作っている時は肯定的な意見を返してくれていたので、単純な私は「頑張れば何とかなるはず」と信じ切っていました(笑)
ここで、ようやく現実を理解できたような気がしました。

収益化はできなくても、技術だけは残った

収益化はできませんでしたが、それを目指して努力したことで、今まで絶対にできなかったことができるようになりました。

・小説を完結まで執筆できた
・イラストが描けなくても画像生成で小説の挿絵が作れるようになった
・自分のキャラクターのキャラソンを作り、簡単な修正もできるようになった
・Canvaで動画が作れるようになった
・プロンプト設計力が上がった
・画像生成したイラストでオリキャラのゲームやグッズが作れるようになった(RPGツクール・アクスタ・LINEスタンプなど)

特にいちばん「AI創作をやってよかった」と思ったのは

画像生成したイラストでオリキャラのゲームやグッズが作れるようになった(RPGツクール・アクスタ・LINEスタンプなど)

これに尽きます。

自分の頭の中にしかいなかったキャラクターを、「物理的に存在させる」。
1年前は「ChatGPTって何?」と思っていた自分が、ここまでできるようになるとは、正直予想していませんでした。

創作=収益化を切り離す

AIを使った創作自体はとても楽しかったのに、「創作で収益化したい」と考えていたから、苦しくなりました。
ですので、「創作&ブログで収益化は一旦置いておく」ことにしました。

「人の反応は気にしすぎず、自分がやりたいことをやる」
「ブログも無理にノウハウ記事みたいなのは書かず、自分が楽しかったことや、記録に残したいことだけを書こう」

今では、「売れるかどうか」よりも、「自分のキャラを、自分の手で形にできること」そのものを楽しんでいます。

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この記事を書いた人

AIを活用したひとり同人作家です。
AIプロンプトエンジニア資格を活かし、自分の頭の中の世界やキャラクターを、小説・歌・画像・プロンプトなど、形にできる範囲で少しずつ制作しています。
AIは共同制作者のような相棒で、自分のアイデアを広げたり支えてくれる存在です。
ギャグや掛け合いのある物語が好きで、無理なく楽しく続けられる創作を大切にしています。

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