小説を書いている人・創作キャラがいる人向けの記事です。
「音楽知識はないけど、自分の創作キャラのキャラソンを作ってみたい!」という方へ。
・AIで、自分の創作キャラのキャラソン作りたいけど、難しそう……
・音楽知識がないと、思い通りには作れないんじゃ……
そんな風に思っていませんか?
AIキャラソン作成に、特別な音楽知識や難しいプロンプトは必要ありません。
難しい部分は、AI(私の場合はChatGPT無料版を使用)に助けてもらい、「自分の創作キャラの曲を自分で作る」楽しさを体験してみませんか?
今回は、過去に作成したBLキャラソンのリメイクを例に、私がキャラソンを作成している方法を紹介します。
※使用しているAIはChatGPT無料版と、SunoAI有料版です。
今回リメイクした曲:Serpent’s Whisper
pixivで連載していた創作BL小説【黒薔薇の檻】をテーマに、妖艶で支配的な暗殺組織の指導者「アイゼン」と主人公「ブランシェ」の関係を表す曲として作ったものです。
※小説にはR18要素がありますのでご注意ください。
音楽知識不要でキャラソンを作る、基本の手順
やることそのものはシンプルです。
①自分のキャラの設定を用意
私の場合は、実際に書いた小説や、キャラ設定をまとめたWord文章などを使用しています。
小説を送る場合は、曲にしたいテーマが含まれている場面を選びます(切ない恋愛シーンなど)。
②ChatGPT(無料版でOK)に送信し、歌詞とSunoAI用プロンプトを依頼
準備した小説や設定をChatGPTにコピーして送信します。
送る際、このように指示します。
これで、SunoAIに最適化された「歌詞・英語プロンプト・日本語訳」が同時に出力されます。
※日本語訳はSunoAIで使用しませんが、英語プロンプトの内容を把握するのに必要なので一緒に依頼しています。
③SunoAIで曲生成し、イメージと違う部分のプロンプトをChatGPTに改善してもらう
出来上がった歌詞とプロンプトをSunoAIにコピペして、曲を生成します。
一度で理想通りの曲になることはほぼありませんので、キャラクターの声・曲の雰囲気・テンポなど「イメージと違うな」と感じた部分をChatGPTに伝え、英語プロンプトを改善してもらいます。
音楽知識がなくても大丈夫です。実際のチャットのスクショを用いて、どんな風に改善していくか紹介します。
AIキャラソン作成に大切なのは、「音楽知識」よりも「キャラの深堀り」
ここで、キャラソン作成を始めたばかりの頃の微妙なプロンプトと、出来た曲を紹介します。
「キャラ設定」が浅いとどうなるか(実際のプロンプト&作成した曲)
しっとり系で悪くはないのですが、今聴くと、いまいち印象に残りません。
今回は、この曲を
このような感じにリメイクすることに挑戦しました。
改善までの流れ(実際のスクショあり)
まず、過去に作ったプロンプトを送り、どのように変えたいか伝えます。

実際はここで英語プロンプトも出力されていますが、割愛します。日本語訳をご覧ください。

最初のプロンプトに比べ、楽器や演出の説明が増えました。
ここで一旦SunoAIで音楽を生成しましたが、ジャンルが「ダークバラード」なので、テンポがまだ遅く感じました。
私の本来の好みは「テンポが速く、暗めで、テンションの上がる曲」なので、そのように調整していきます。


ここで、ChatGPTから「声の表現なども詰めることができますよ」と言われたので、イメージするキャラクター像を伝えました。


すると、ボーカルのイメージがより具体的になり、「暗殺組織の指導者のような存在」まで、プロンプトに入りました(笑)
しかし実際に曲を生成してみると、声が太すぎた。
もっとイケメン風にしたかったので、また以下のように調整しました。

プロンプトが長すぎてSunoAIに収まらなかったので、「900字程度にまとめてください」と頼んだものです。
このような事も、簡単にできます。


ここまでやると、かなり自分のイメージした曲に近づいてきました。
そこでChatGPTから、以下のような提案が。

「支配者の神格化」、なんかかっこいい曲ができそう!と思ったので、「やってください」と依頼しました。
そして完成したプロンプト
完成版プロンプト(日本語訳)
ここで、もう一度最初のプロンプトを載せます。比べてみてください。
改善前のプロンプト
こうして並べると、歌い方や、キャラの性格、曲のテーマ、楽器の構成などが、明らかに具体的になっています。
イメージを言葉にするだけで、キャラソン用のプロンプトは作れる
これまでの流れを見ていただくと、音楽用語は全く使っていないことがおわかりいただけたかと思います(笑)
音楽知識がなくても、イメージを言葉にするだけで、ここまで形にすることができます。
私自身も、「ただの憧れ」だったキャラソン作成が実際にできるようになり、創作の世界が広がりました。
まずは、自分の好きなキャラクターで一曲作ってみてください。
想像以上にキャラクターが「生きている」感覚を味わえると思います。


