久しぶりにBLキャラソンを作ったら楽しすぎたので、シリーズ化した④~小説のテーマソング作り~

小説テーマソング制作

「AIでキャラソンを作ってみたいけど、複数キャラの場合、どう表現したらいいか」悩んだことはありませんか?

1曲の中で複数キャラの感情を表現するのは難しいですが、今回は、同じボーカルでも「歌い方」で差をつける方法があると知ったので、その紹介もしていきます。

pixivで連載している創作BL小説【かっこいいと思ったから、暗殺者になった】の作品テーマソング作成をしました。

「壊れたままで、愛される」という作品のテーマをもとに、メインキャラ5人の「それぞれの愛」をイメージした曲となります。

目次

【壊れたままで、愛される】フルバージョン

歌詞とプロンプト紹介

この楽曲では、5人それぞれの視点がパートごとに切り替わる構成になっています。


[Intro]
壊れてるって わかってる
それでも 離せないんだ

[Verse 1]
触れられなかった あの日の温度
守れなかった 小さな影
伸ばした手は 空を切るだけで
今もまだ あの日に残ってる
「もう一度」なんて 言えなくて
せめて遠くで 見守るだけ

[Pre-Chorus]
正しさじゃ 救えない
壊れた心が あるなら

[Chorus]
壊れたままで いいから
どうかここにいろ
歪んだままの 君でも
離さないから

綺麗じゃなくていい
救えなくてもいい
それでも私は 君を
守りたいんだ

[Verse 2]
理屈で固めた 優しさの檻
正解だけを 探していた
遠ざけるほど 傷つかないように
君の孤独は 深くなる
触れ方さえも 選びすぎて
一歩も踏み出せないまま

[Pre-Chorus]
守るほど 壊れていく
そんな矛盾さえも

[Chorus]
壊れたままで いいから
どうかここにいろ
正しくなくても 君を
見捨てられない

届かなくてもいい
伝わらなくてもいい
それでも私は 君を
手放せない

[Verse 3]
触れるなと 言いながら
その手ばかり 見ている
誰にでも向ける笑顔が
やけに気に食わねえ

理解なんて できねえけど
離す理由にも ならねえ

[Pre-Chorus]
壊れてるのは どっちだ
そんなの どうでもいい

[Chorus]
壊れたままで いいだろ
全部 奪ってやる
誰にも触れさせねえ
俺だけのものだ

綺麗じゃなくていい
優しくなくていい
それでもお前を
選んでしまう

[Bridge]
ねえ 本当に誰でもいいの?
その瞳に 僕は映ってる?
試すように 触れた指先
初めての反応に 溺れていく
壊れてるね
――だから、欲しくなる

[Break]
誰にも言わないで

[Final Chorus]
壊れたままで いいんだろ
そう思ってたはずなのに
正しさなら届くって
信じてたんだ 俺は

――全部 間違いだったな
それでもまだ
離せねえんだよ
名前を呼ぶ
声が震える

壊れたままで いいなら
せめて遠くで守る
救えなくてもいい
見失わねえように

[Outro]
壊れたままでいい
それでも、愛している

この曲を表現するために入力したSunoAI用プロンプト(日本語訳)

BPM190〜210のテンポの速い、ゴシック調のアニメ風ロックバラード。
ボーカルは男性一人で、ささやきは使わず、すべての歌詞をはっきりと歌う。

歌声は、アニメの主人公のようなイケメンボイス。
感情豊かで表現力があり、ややハスキーでありながらもクリア。
柔らかさと力強さのバランスを持つ。

キャラクターごとに声を変えるのではなく、歌い方で感情の違いを表現する:
・抑えた悲しみ
・落ち着いた理知的なトーン
・荒々しく攻撃的なニュアンス
・滑らかで誘惑的な雰囲気
・まっすぐで情熱的な強さ

楽器構成は、速いドラム、歪んだギター、ピアノ、オーケストラ要素を含む。
テーマ:悲劇的な愛、執着、感情のすれ違い、
「愛を理解できない相手を、それでも愛してしまう物語」

制作メモ

作品全体のテーマソングを作りたい!と思い立つ

これまで、各キャラクターの曲を作成してきましたが、「作品としてのテーマソングも作りたい」とずっと考えていました。

ある程度、小説の構成が固まってきたので、プロットや現時点での展開のイメージをもとに、今回ようやく着手することに。

まず、私の作りたい曲のイメージをChatGPTに送信しました。

・作品のテーマは「壊れたままで、愛される」
・テンポは速く、切なく激しい愛を表現
・小説を書くテンションを上げるため、かっこいい曲にしたい
・メインキャラ5人の視点をそれぞれ入れる

これをもとに出力された歌詞を、より「キャラらしい」口調に調整し、今の歌詞が出来上がりました。

キャラごとに声を変えるのではなく、「歌い方」で雰囲気を出す

各キャラごとの心情を歌っているので、本来はボーカルも5人に分けたい気持ちがありました。
しかし、以前デュエット曲を作成した時の経験から、

・プロンプトで「パートごとの歌い分け」を指示しても、全て意図通りにすることはかなり難しい
・以前作ったキャラソンと同じ声質を指示するプロンプトを入力しても、「完全に同じ声」にすることも難しい

今回は5人なので、すべて理想通りにやろうとすると膨大な時間がかかり、小説の執筆時間が減ってしまう……ということで、完璧を目指すのはやめ、ボーカルは統一することにしました。

しかし、それをChatGPTに伝えた結果、「声はそのままでも、歌い方の指示をすることで、キャラらしい雰囲気を出せる」と提案が。

そうして出来上がったのが、今回紹介したプロンプトです。

実際に聴いてみると、同じ声なのに、ちゃんとキャラクターのパートごとに違う雰囲気になっているのがわかり、「おお!」と思いました。

このようなやり方もあると初めて知ったので、試行錯誤の結果、納得のいくものができて良かったと思っています。
今後は、このテーマソングをもとに、小説の展開も深めていく予定です。

今回作ったテーマソングは、キャラソンプレイリストの一番上に「作品テーマソング」として入れました。

前回の《幽影》のキャラソン制作記録はこちらから⬇

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この記事を書いた人

AIを活用したひとり同人作家です。
AIプロンプトエンジニア資格を活かし、自分の頭の中の世界やキャラクターを、小説・歌・画像・プロンプトなど、形にできる範囲で少しずつ制作しています。
AIは共同制作者のような相棒で、自分のアイデアを広げたり支えてくれる存在です。
ギャグや掛け合いのある物語が好きで、無理なく楽しく続けられる創作を大切にしています。

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