AI創作を続けていたら、ある日突然「ゲーム作れるのでは?」と思った話
※ここでの「クソゲー」の定義は、「完璧を目指さず、自分が作りたいものだけを、作りやすいやり方で作るゲーム」です。
憧れのオリキャラでRPGツクールクソゲー制作記(完璧を目指さない)
これまでAIで小説を書き、キャラ絵を作り、音楽を作ってきました。
ある日ふと気づいたのです。

あれ?ゲーム作るための素材、全部もうあるのでは?
キャラもいる。
曲もある。
世界観もある。
今こそ、RPGツクールを購入してクソゲーを作る時!
そんな軽いノリで、夢を叶えようと始まったのが、今回の制作です。
ずっと憧れていた「自分のキャラでRPG」
創作をしていると一度は考える「自分のキャラをゲームで動かしたい!」という願望。
でも、「オリジナルのゲーム作成」なんて、
「絵が描けて・音楽が作れて・なんか特別な技術のある人だけができる」ものだと思っていました(笑)
やったことがあるのは、Nintendo Switch版の「RPGツクールMV」&「RPGツクールWith」だけ(しかも途中で挫折)。
オリキャラで作ってみたいな……という憧れを抱きつつも、「自分にはできないから仕方ない」と諦めていました。
気づいたら素材が全部そろってた
きっかけはノベルゲーム作成
少し前に、オリジナル素材を使ってノベルゲームが作れるアプリ「のべるちゃん」でノベルゲームを作るという試みをしました(これもクソゲー)。


使った素材は、pixivに小説を投稿したときに作成した、表紙用のAI生成イラスト。
これを作り終えて、「今まで憧れるだけだった『自分のキャラでゲーム作成』ができた!」という達成感のようなものが生まれました。
今までやってきたことを振り返ってみた



……あれ?絵も曲も自分で作ったやつあるじゃん?
しかも、戦闘曲もSunoAIで作れるじゃん?
だったら、パソコン版のRPGツクールで、オリジナル画像・オリジナル音楽使ったRPG、普通に作れるよな?
そう思ってRPGツクールの販売サイトを見たら、なんと「正月セールで55%OFF」になっているではありませんか!
もちろん、即購入しました(笑)
勢いでRPGツクールMZ購入 → 即つまずく
何から始めればいいかわからない
購入したのは「RPGツクールMZ」です。
画面が以前やっていたNintendo Switch版のRPGツクールに似ており、現時点で一番新しかったので、使いやすそうだなと思ったからです。
が、ソフトを立ち上げてみると、いきなりマップ作成みたいな画面が出てきて
「え?ここからどうすればいいの?」
状態になりました。
説明書があるのかもわからず、さっそくChatGPTに聞く始末(普通にありました)。
とにかく「プロジェクトを作成」しなければいけないことがわかりました。
素材をどこに入れるか分からない
公式の説明書に、素材ファイルを取り込むときは、「素材管理」で用途に応じたフォルダを指定します……と書いてある。
でも、何をどこのフォルダに入れればいいのかは、書いてない。



いや、キャラの顔グラフィックはどのフォルダに入れればいいの?敵の立ち絵は?
似たような名前のフォルダもあり、ここでいきなり詰まる。


・戦闘画面のキャラ顔グラフィック→img/faces
・戦闘画面の敵グラフィック→img/sv_enemies
ChatGPTに聞きながら進め、とりあえず、これだけは理解できました。
正直、聞かなかったら1時間で投げてたと思います(笑)
一番楽しいのはストーリーじゃなかった
目的は「戦闘テスト」
正直、私が一番やりたいのは、「自分のキャラが戦っている姿を見る」ことです。
戦闘画面で、自分が考えた必殺技を繰り出し、実際に動くオリキャラが見たい。
そして、戦闘BGMは自分の好みで作った、かっこいい曲に設定したい。
完全なる自己満足&ストーリーはおまけ(笑)
「アイドル戦士デスマッチ」という謎世界観
完結した小説「ナルシスト・イケメンアイドル戦士キラリ」と、新しく始めた小説「超絶美形☆国防アイドル戦士部隊☆アーミー☆レンジャーズ」。
どちらも「アイドル戦士」が出てくるので、みんな操作キャラにしたい!と考えました。
そこで思いついたストーリーが、「アイドル戦士デスマッチ」。
戦争で疲弊した国の士気を上げるため、イケメンアイドル戦士たちが、敵国の兵士(シミュレーター)と戦う姿を見せる……という、しょうもないストーリーです。
データベース作成が楽しすぎる
個人的にRPGツクールで一番楽しいのは、ストーリーでもイベント作成でもなく「データベース作成」です。
実際にデータベースをいじって作成した戦闘テスト画面


キャラ設定を入力
真面目なキャラは一人もいませんので、名前からしてバカバカしさ全開です。
ステータス調整
キャラの個性に合ったステータスを妄想しながら設定。
たとえば「筋肉×熱血アイドル戦士・マッスル☆ピュアハート☆大尉」の場合、HPをやたら高くして「かばう」を連発させたいな~とか考えたり。
くだらない装備・説明文を考える
ギャグ小説の世界観を表現するために作るゲームなので、装備もアイテムもふざけてます。


バカバカしい必殺技名・説明を考える
ここが一番面白い(笑)
これもキャラに合った名前や効果を妄想しながら作成中です。


失敗だらけの敵キャラ画像作成:透過地獄
戦闘画面で出す敵のグラフィックは、透過PNGで作成する必要があります。
ここで一番苦労しました……
まず、ChatGPTで敵キャラの立ち絵を作成
参考までに、ChatGPTが出してくれた「私向けの敵キャラ画像作成用のプロンプト」を載せておきます(コピー使用可)。
Side-view battle sprite, anime style, handsome prince, slim body, standing pose, front-facing, dark fantasy style, plain background, full body, consistent character design
自分のキャラの画像を添付ファイルで参考として送信し、このプロンプトを一緒に送ると、RPGツクールで使える敵キャラの全身画像を作成してくれます。
私の場合、こんな感じになりました。


Canvaで画像のサイズを調整
ChatGPTが作成してくれた画像は1024×1536でした。
このままだと画像サイズが大きすぎるので、ChatGPTに「推奨サイズを教えて」と質問。
Canvaで340×488にキャンバスを設定し、画像を小さくして、PNG形式でダウンロードしました。
(後述しますが、私が試した結果のおすすめサイズは250×400です)
透過PNGで迷走
できあがった画像を、無料で使えるツールで透過したい!
そこで、まずはラッコツールを試しました。しかし……
ラッコツール → フチが出る
透過は成功したものの、画像がやや粗い&キャラの周りに、はっきりと白いフチが……
Photopea → 綺麗だけどフチは消えない&四角が残る


画質はラッコツールより良かったですが、キャラ周りのフチは消えない&なぜか四角い白線まで出る……
ChatGPTに聞きながら色々試しましたが、解決できず。
思いつきで「じゃあPhotopeaで透過したこの画像を、ラッコツールでさらに白透過したら、白線消えるかも?」→本当に直った
でも、キャラの周りの白いフチはどうしても消せず。
結論
フチ線は消えなかったので、戦闘画面の背景を白くしてごまかした(笑)
後日談:フチ問題は「背景色」で一発解決した
実はこの後、別の理由で背景透過を試しているときに、
という方法に気づきました。
AIでキャラ画像を作る時に、
例:「背景は緑一色にしてください」
などと追加指定して生成します。


その画像をラッコツールで色指定透過(この場合は緑を指定)すると、
完璧とは言えませんが、白背景で透過するよりは確実にフチが目立たなくなります。
詳しくはこちらの記事で紹介しております⬇


サイズでかすぎ問題
苦労して作った透過PNG画像をRPGツクールに取り込み、敵キャラとして設置!
――ChatGPTに推奨サイズを聞いてから作ったのに、やたらデカい!!(画面からはみ出す勢い)
結局、自分で調整し、「250×400が一番ちょうど良い感じかな?」と落ち着きました。
完璧を目指すと、一生完成しない
イベント制御で毎回挫折してきたので、今回は「やりたいこと」を明確化し、不要なものは徹底的に削ることに。
マップ1枚・会話と戦闘だけ
最初は「修行ステージ」のように、普通に歩いてエンカウントするマップも作ろうかと考えていました。
しかし、そうすると移動イベントを作らなくてはならない。
そして、マップを作成し、敵グループを設置しなければならない。
でも、私の目的は「とにかくキャラが戦闘してるところを見たい」なので、
……という「超シンプル設計」でいこうと決意しました。
クソゲーでも、めちゃくちゃ楽しい
とにかく「完璧を目指さず、やりたいことだけをやるゲームにする」目的にしたら、作るのがとても楽しいです。
まさに、ただの「遊べる設定資料集」。
同じことをやりたい人へ
正直、作り方はまだ分からないことだらけです。
でも、「分からないままでも作れる」ということは分かりました。
AI創作を続けてきた結果、私が得たものは
このような実感でした。
たとえ誰にも評価されなくても、AI創作のおかげで「過去の自分の夢」が少しずつ叶っています。
この記事を見て、AI創作に興味がある・迷っている方が「なんか楽しそうだな」「やってみたいな」と思うきっかけになれば嬉しいです。








