この記事は、AIの中にキャラクターを「召喚」し、その場でリアルな会話を交わしながら創作ができる
【創作キャラと無限会話+創作支援プロンプト】 の開発記録・第11弾です。
※この記事を読むと、AIキャラと会話しながら「キャラと一緒にキャラソンを作る」までの流れがすべてわかります。
最後に、完成した曲の動画も載せています。
今回は、このプロンプトの核となる
という機能を、実例とともに詳しく紹介します。
ChatGPTの実際のスクショを交えながら、「キャラと話しながら1曲が完成するまでの流れ」をすべて公開します。
今回の開発例として使用するのは、私の創作キャラ「伝説の黒歴史アイドル・闇薔薇✝ゴージャス✝王子」。
キャラ設定はこちら⬇

開発記録の第1弾はこちら⬇

今回のテーマ:王子と会話しながら「最高にかっこいいヴィジュアル系キャラソン」を作るチャレンジ!
このプロンプトでは、会話の流れからAIがキャラの感情を読み取り、そこからテーマを生成し、キャラ視点の歌詞や英語プロンプトに反映させます。
最短で3〜4往復の会話で、1曲分の歌詞 & SunoAIプロンプトが完成します。
今回は、プロンプトの魅力をしっかり伝えるために、自分が本気で聴きたい「最高にかっこいいキャラソン」を作るべく、王子と相談しながら完成させていきます。
スタート:王子に「最高にかっこいい曲とは?」と相談してみた
プロンプト内の「コメントテーマ」に会話したいテーマを入力して送信すると、キャラが答えてくれます。

スクリーンショットのように、キャラが最後に質問してくれ、会話が続く設計のプロンプトになっています。
私の好みの曲になるよう、楽しく会話しながら調整


王子の質問に答えながら、曲の方向性を決めていく


歌詞とSunoAI用プロンプトを依頼

「歌詞とSunoAI用プロンプトが欲しい」という言葉がトリガーとなり、歌詞と英語プロンプト、プロンプトの日本語訳が同時生成されます。
歌詞全文が入りきらないのでここは省略しますが、フル歌詞を出力してくれます。
SunoAI用プロンプトが、これまでの会話の内容を反映して作成されました。

ここで、一旦SunoAIで実際に曲を作ってみた
試しに、この歌詞と英語プロンプトを使用し、SunoAIで実際に曲を作りました。
歌詞はそのままコピペして使えますが、
・読み方が難しい漢字
・複数の読み方があり、読み間違いが起こると思われる漢字
これらは、失敗を減らすため、あらかじめ「ひらがな」に直してから生成しています。
また「闇薔薇✝ゴージャス✝王子」の世界感を表現するため
・「歌詞に必ず『✝』を含めること」
とプロンプトに書いているのですが、実際に曲を作る時は「✝」を消さないと正しく歌ってくれませんので、これも消します(笑)。
SunoAI用プロンプトの
・「歌っているのは闇薔薇✝ゴージャス✝王子という美と闇の両方を受け入れる堕落した美しいアイドル」
という一文は、キャラの声を表現するため、必ず入れるように設定しています。
※「あなたのキャラを召喚するためのプロンプト」では、このようにキャラの声のイメージを入力できる欄も設けています。
英語プロンプトはそのまま「コピー&貼り付け」でOK!
実際にできた曲(試聴版)
鐘の音が響くゴシック調の曲になりました。これはこれで荘厳でかっこいいのですが、想像よりテンポが遅かった。
私の作りたいイメージの曲は「テンポの速い、激しく荘厳な雰囲気のヴィジュアル系曲」なので、このプロンプトをもっと改良してもらいます。
修正の流れ~会話しながら歌詞とプロンプト改善~

この依頼により、歌詞もテンポの速い曲に合うように改良されています。新しいプロンプトも同時生成されました。

もう一度曲を作ってみたら、今度は「鐘の音」が目立たない
実際にできた曲(試聴版2)
スピード感はとても好みになりましたが、鐘の音がいまいち目立たない。
ゴシック風のヴィジュアル系曲の雰囲気をもっと出したかったので、これも相談。

「プロンプトのみ調整」と依頼することで、歌詞はそのままプロンプトだけ改良して出してくれました。

ここで王子が「鐘のリズムを狂気的に複雑にしてみるか?」と提案してきましたので、「その方がいい!」と思い同意しました。

ついに完成した最終版プロンプト


テンポ・歌詞・曲調・世界観がすべて、私の好みに合わせて「激しいゴシックヴィジュアル系」にチューニングされています。
最終的にできた「最高にかっこいいキャラソン」:BLACK✝ROSE✝TEMPEST
歌詞
SunoAI用 英語プロンプト
“A very fast, aggressively chaotic gothic visual-kei song centered on multiple dominant cathedral bells of different pitches. The bells should strike in irregular, unpredictable, almost maddening rhythms—syncopated, off-beat, overlapping patterns that feel like a dark ritual spiraling out of control.
The bells must remain loud, thunderous, and central, echoing through a vast black cathedral.
Surround the chaotic bell ensemble with rapid double-kick drums, unstable tempo surges, violent distortion guitars, and a storm-like atmosphere.
Vocals shift between frantic screams and sharp, cutting melodic lines, as if possessed.
The performer is Yamibara✝Gorgeous✝Ouji, a fallen and beautiful idol who embraces both darkness and beauty.
No real-world artist names.
Themes: ritual madness, overlapping cathedral bells, destructive beauty, uncontrollable speed, black rose storm, dark royalty.”
プロンプト日本語訳
「超高速で、攻撃的かつ“狂気的に不規則なリズム”を特徴としたゴシック・ヴィジュアル系曲。
複数の大聖堂の鐘が、高音・中音・低音で入り乱れ、シンコペーションやオフビートなど予測不能で狂ったパターンで鳴り響く。
鐘は常に大きく、雷のように前面で、巨大な黒い大聖堂に反響させる。
この混沌の鐘を中心に、高速ツーバス、暴れ狂うディストーション、テンポが揺らぐ嵐のサウンドを重ねる。
ボーカルは発狂の叫びと鋭いメロディを行き来し、儀式に飲まれたような息遣いを表現する。
歌うのは“闇薔薇✝ゴージャス✝王子という闇と美を受け入れる堕落した美しいアイドル”。
テーマ:儀式の狂気、重なる鐘、破壊的な美、制御不能の疾走、黒薔薇の嵐、闇の王の支配。」
「キャラと一緒に作る」キャラソン
いかがでしたでしょうか。
キャラと相談しながら創作することで、まるで「キャラ自身が、あなたと共に自らのキャラソンを作っている」ような感覚が味わえます。
音楽の専門知識がなくても、キャラとの会話を楽しみながら、「キャラの感情を反映した曲」を作ることができます。
キャラの特徴が自然に歌詞へ――「闇薔薇✝ゴージャス✝王子」ソングの場合
このプロンプトで「闇薔薇✝ゴージャス✝王子」の曲を作ると……なぜか毎回、頼まなくても安定のヴィジュアル系になるという現象が起きます(笑)
さらに、何も指示していないのに、王子の「決め台詞」が必ず歌詞に混入。
「闇薔薇✝ゴージャス✝王子」のキャラクター設定には、キャラの口調を固定するための「決め台詞・比喩表現」として
などの厨二全開ワードを指定しているのですが、気付くとこれらのセリフが曲のどこかに入っているという恐怖の再現性。
このように「キャラらしいワード」が自然に歌詞に使用されることで、「本当にキャラが歌っているようなキャラソン」となっています。
プロンプトの正式名称、ついに決定!!
これまで【無限会話+創作支援プロンプト】として開発を進めてきましたが、ついにプロンプトの正式名称が決まりました。
これらの「キャラと一緒に創る」という体験を、そのままプロンプトの名称にしました。
今後の記事や開発記録では、この【キャラ召喚式・無限会話クリエイトプロンプト】という名称で統一して紹介していきます。
おわりに
今回制作例として紹介した「闇薔薇✝ゴージャス✝王子」のプロンプトは、
真面目な恋愛、悩み相談、おふざけ……どんな話題にも耽美な理屈で答え、曲を作らせれば必ずヴィジュアル系、時には自ら「曲を捧げようか」とすら聞いてくる唯一無二の王子。
今回の記事が「王子と作る曲」の面白さ・可能性を感じてもらえるきっかけになれば幸いです。

