私の体験:子供の行動にハッとした瞬間
6歳になったばかりの娘は、気に入らないことがあると物を投げたり、大声で怒鳴ったりします。
少し前までは「もう、いつまで続くの・・・・・・」と、子供が駄々をこねる度にイライラしていました。
こちらも最初は冷静に注意したり気をそらしたりしようとするのですが、一度癇癪を起こすと全く聞く耳を持たないので、最終的にはいつも我慢できずに怒鳴ってしまっていました。
最近、娘がお風呂に入るのを嫌がるようになり困っていたのですが、あまりに続くので、しびれを切らし「入りたくない理由があるの?」と聞きました。
すると「めんどくさいから」という返事が・・・・・・。
もしかして親の影響?
ふと考えてみると、私自身が「めんどくさい」と言っていることに気づきました。洗濯物をたたむとき、片付けをするとき、やるべきことが溜まってイライラしている時・・・・・・思わず「面倒くさいな」とつぶやいていたんです。
子供は親の言葉をよく聞いていると言いますが、まさか、私の口癖が娘に移っていたなんて・・・・・・とショックでした。
そこで、子供が物を投げること、大声で怒鳴ることについても考えてみました。
スマホを布団の上に投げたり、靴下やハンカチ渡すときにポイッと投げたり。
子供が言う事を聞かずにイライラしてくると、きつい口調で「早くしてよ!」「もう知らない!」と怒鳴ったり・・・・・・。
「ああ、子供は私の姿を見て、自分の感情を表現していただけなのかもしれない・・・・・・」と、ようやく自分自身の行動を反省した瞬間でした。
親の対応を考える:私の場合
1.まず、子供に謝った
子供が癇癪をおこして泣いている時、「悪いのは○○ちゃんじゃなくて、ママが悪い言葉を使っていたからだね」「ママも物を投げないように気をつけるね」と、ぎゅっと抱き締めて謝りました。
子供に伝わったかはわかりませんが、泣きながら、何かを考えるような顔をしていました。
そして、その後「ママのせいじゃない・・・・・・」とぽつりと呟くのを聞いて、私も変わらなければならないと思いました。
2. 親の言葉遣いを見直す
子供は親の言葉を真似するので、まずは自分の言葉遣いを意識して変えることにしました。「めんどくさい」と言いたくなったら、「大変だな~」など、まわりに不快感を与えないような表現に言い換えるように気をつけています。
しかし、ふとした瞬間に「めんど・・・・・・」と言いかけてしまい、まだまだ努力が必要そうです。
3. 落ち着いた対応を心がける
子供がものを投げたり怒ったりしたとき、こちらも感情的になってしまう時もあると思います。さらに状況が悪化するとわかっていても、今までの私は止められず怒鳴ってしまっていました。
「投げたらダメ!」「何度も言ってるでしょ!?」と頭ごなしに叱るのではなく、「危ないって言ったよね? 誰かに当たったら怪我するよ」と冷静に声をかけるようにしました。
また、何度も同じ事を注意しても、どうしても聞いてくれないこともあるので、怒鳴りたくなったら、いったん落ち着き、その場を少し離れるようにしています。
4. 感情の表現方法を教える
「怒ったときは物を投げないで、どうしてほしいのか言葉で伝えよう」と具体的に伝えるようにしました。
その場をなんとかしたくて、つい怒鳴って言う事を聞かせようとしていましたが、これからの小学校生活で子供が困らないよう、根気強く教えないといけないな・・・・・・と考えています。
5. たくさん褒める
子供は、親の注目を集めたいという気持ちが強いです。小さなことでも積極的に褒め、「こうすれば喜んでもらえるんだ」と伝えていけたらいいなと思います。
「ちゃんとお片付けできたね」「怒らずに伝えられたね」と、やってくれた事に対して、「できたね、すごいね」「ありがとう」と言葉にしようと意識しました。
まとめ:親子で成長していくために
子供の行動には、必ず理由があるのだと思い知りました。
特に、親の言葉や態度は大きく影響するもの。完璧な親にはなれませんが、「自分の言葉が子供にどう影響するか」を少し意識するだけで、子供の行動も変わってくるのかもしれません。
私もまだまだ試行錯誤中ですが、子供と一緒に成長していけたらいいなと思います。同じような悩みを抱える方がいたら、一緒に頑張りましょう!
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