登録販売者の正社員として勤務していたドラッグストアを、2024年12月末で退職しました。
初めて仕事のない年始を過ごして、「ああ、もう時間に追われなくてもいいんだ・・・」という安堵感がこみ上げてきました。
退職時に行う手続きは沢山あり、戸惑うことも多かったので、退職の記録を書かせて頂きます。
退職を考えている方は、参考にしてください。
退職前に確認しておきたいこと
退職届について
会社によって提出のしかたが違うので、退職を伝えてから指示があると思います。
私の場合は会社のパソコンから入力する方法だったので、退職の2週間くらい前に提出しました。
有給消化について
こちらから伝えないと教えてくれない会社もあるようですが、残っている有給は、公休と組み合わせて消化します。
例えば、有給残日数が35日あり、1ヶ月が31日の月の場合
月の公休日が9日だとすると、残りの22日が有給消化分になります。
ですので、次月には有給が13日残ります。
単純に35日分有給があるからと、公休を含めず「休めるのは1ヶ月と4日だ」と考え、会社にも教えてもらえなかった場合・・・。
有給を使い切っていないことになるうえに、休める期間も短くなり、損をしてしまいます。
私も、人に教えてもらうまで知りませんでした・・・
普通、教えてくれるとは思いますが、知り合いには、教えてもらえず損をしてしまった人もいました。
離職票について
退職後、2～3週間で住所に届くということでした。
退職＝有給消化が終わってからとなりますので、その日から2～3週間後に届くということです。
ハローワークに失業保険の手続きに行けるのは、離職票が届いてからになりますので、有給消化後となります。
保険証・社員証などについて
有給消化中は、まだ会社に在籍していることになっているので、有給消化後、速やかに返却します。
次の就職先が決まっていない場合は、国民健康保険の加入手続きをしなければなりません。
退職金について
会社によって様々ですので、早めに会社に確認することをおすすめします。
私の場合は1ヶ月ほど前に、必要な手続きにはどんなものがあるか、確認の電話をしました。
販売従事登録証について
登録販売者試験に合格して、会社に入社する際に提出した書類です。
正直、会社に提出したかうろ覚えだったので、確認のため連絡しました。
確認したところ、販売従事登録証は会社が保管しており、退職者には離職票と一緒に返却されるということでした。
もし、退職後に登録販売者として働きたい場合には必要となりますので、返却についての確認もした方がいいと思います。
ちなみに、もし紛失してしまっても、再発行は可能だそうです。
実務従事証明書について
登録販売者としての実務経験を証明する書類です。
退職後、登録販売者としての転職を考えている場合、必ず会社に発行のお願いをして下さい。
こちらは、自分で言わなければもらえません。
私は転職先が決まっていませんでしたが、いざ必要になったら後から頼むのが面倒なので、発行してもらいました。
最後の勤務日から、約2週間ほどで手元に届くということでした。
担当部署が違うこともあるので、早めに確認しておけば安心
退職時に必要な手続きはかなり多く、何が必要で、いつまでにどうやって申請しなければならないか、余裕をもって確認しないと後から慌ててしまうことになります。
会社によっては組織が大きく、それぞれの担当部署が違い、何ヶ所も電話して確認しなければならなこともあります。
私の場合、電話した部署が間違っており、「その内容については○○の部署まで聞いてください」と言われることも多く、たらい回しされているような気分になることもありました。
今回書かせていただいた内容が、ご参考になれば幸いです。
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