2024年12月、ずっと気になっていた、Nintendo Switchソフト「アンジェリーク ルミナライズ」を今さら購入しました!
2021年に発売されたソフトですが、根強い人気を誇っているようで、なかなかお安く購入できずに見送っていたからです。
今回2024年の歳末ダウンロードセールで半額で購入できたので、ようやくプレイできました。
1周目をクリアしましたので、正直な感想を書かせて頂きます。
アンジェリークルミナライズ 公式サイト https://www.gamecity.ne.jp/anmina/
良かった点
攻略キャラクターが一新され、絵柄も魅力的
アンジェリークシリーズをプレイするのは、2000年に発売されたPlayStation2時代の「アンジェリークトロワ」以降、約24年ぶりでした。
「光の守護聖といえばジュリアス様」の記憶しかない私ですが、「アンジェリーク ルミナライズ」ではテーマとなる宇宙が別で、攻略できるキャラクターも一新されており、新鮮でした。
絵柄も今風の華やかさがあり、現代風にアップデートされたアンジェリークシリーズという印象を受けます。
ちなみに、私の推しは「風の守護聖ヴァージル」です。
育成の難易度が選べる
女王候補である主人公が、ライバルと街の発展度を競い、勝った方が女王に選ばれるという1つの目標があります。
私は競うよりもストーリー重視でプレイしたかったので、難易度は「簡単」にしました。
初見でも余裕で勝てるレベルで、やりやすかったです。
他には「普通」と「難しい」がありましたが、長くプレイしたい方や、手応えを求める方はそちらを選ぶのかなと思いました。
色々な守護聖とバランスよく交流できる
街の発展には、守護聖から力を送ってもらう必要がありますが、守護聖との親密度によって、同じ力を送っても効果に差があります。
守護聖と親密度を上げる方が効率的なので、必然的に色々な守護聖と交流することになります。
狙っていないキャラクターでも、恋愛イベントを少し見ることができ、新たな魅力に気づいたりもしましたので、1人のキャラクターに一点集中するよりも楽しかったです。
操作性がいい
特別なイベント中以外は、基本どこでもセーブでき、上書き禁止の設定もできます。
通常セーブとクイックセーブができ、新しい順に番号がつくため、ロードの際にはどれが最新のデータが一目でわかるようになっていましたので、親切だと思いました。
選択肢の前にセーブしておき、失敗したなと思ったら、クイックロードですぐにそこから始めることもできますので、ストレスフリーでした。
既読スキップ機能もありますので、時短と見逃し予防にもなります。
残念だった点(ネタバレあり)
1周目で最良エンディングが見られない
乙女ゲームは、基本的に第一印象で最初に攻略したいキャラクターから狙うと思います。
ところが、1周目で育成の目標をクリアしたら、強制的に女王になるかの選択が出て、どちらを選んでも、恋愛は諦めなければなりませんでした。
1周目で恋愛を成就させるには、育成の目標をクリアする前に目当てのキャラクターに告白し、女王になることを放棄する必要があります。
プレイ中に、執事から「女王になったら誰とも特別な関係にはなれない」、「しかし、前例がないだけで他の道もあるかもしれない」と思わせぶりな会話がありました。
なので、育成と恋愛をとにかく進めていけば、両立できる方向にストーリーが進むのかなと思っていたのです。
1周目はあっさり女王になるエンディングになってしまったので「えっ? 終わり?」となりました。
エンディング後に、2周目で女王になることと恋愛成就が両立できる最良エンディングが開放されましたと出てきました。
攻略などを見ずに、10時間程費やしたので、かなりガッカリしました。
幸い、途中のデータがあったので、攻略を見ながら1周目の恋愛エンディングも回収できました。
しかし正直、「最良エンディングを見るにはもう1周か・・・」という、燃え尽きた気分になりました。
また育成をやり直し、同じ恋愛イベントを繰り返す必要がありますので、そこは飽きに繋がるかなと思いました。
育成画面が、ややチープな印象
最初のうちは、育成を進めて家が建つたびに、喜ぶ住民の姿が棒人間のように描かれていて気になりました。
それ以外のキャラクターや背景のグラフィックがとてもキレイなので、「なんだか安っぽいな・・・」と余計に感じてしまいましたが、慣れれば気にならなくなりました。
ライバルの妨害にイライラ
どちらが女王にふさわしいかの勝負なので、ライバルも自動で行動しているのですが、頑張って上げた守護聖の親密度を奪われることが多く、正直イライラしました。
後半にいくほど下がり幅が多くなったので、ふと確認した時には思ったより親密度が下がっているという事態になり、びっくりした事もあります。
親密度は各キャラクターとも200が最高で、主人公とライバルが各キャラクターとデートなどをすると変動し、親密度を取り合う形になっています。
私が狙っていたキャラクターとの親密度は200になり、ライバルが狙っているキャラクターとの親密度は1ケタ台になるなど、極端で笑えました。
親密度は育成の効率や恋愛イベントの発生に影響するので、個人的にライバルはいない方がよかったです。
まとめ 続きが気になり、熱中してしまうゲームでした
色々な感想はありますが、1周目は続きが気になりすぎてやめ時を見つけるのが難しかったです。
「ここまでやったらやめよう」と決めていたのに、守護聖がデートに誘いに来てくれたりすると「もうちょっと・・・」と続けてしまい、気がつけば2時間、3時間と経過していることもありました。
普段、ここまで連続してゲームをプレイすることはないので、ハマったな~と自分でも思います。
最良エンディングを目指してもう1周する気力が湧いてきたら、今度は別のキャラクターで進めてみようかと思っています。
追記 2025/01/13 2周目最良ルートの感想
その後、推しの「風の守護聖ヴァージル」最良エンディングを見るまではやめられないと、2周目を頑張りました。
実際に最良ルートに入ってみて、「2周目やってよかった!」と心の底から思いました。
恋人関係ならではのセリフがたくさんある
恋人関係になっても、女王試験の勝利を目指してプレイを続けられますので、ここからがこのゲームの1番面白いところではないかと思います。
1周目でも、ある程度仲良くなれば甘いセリフを聞かせてくれますが、恋人関係になってからはとにかく甘々です。
デートのたびにこちらが恥ずかしくなるくらいの愛情表現をしてくれるので、つい1人でニヤニヤしてしまいました。
1周目とのセリフの差分も沢山あり、同じデートスポットに行っても恋人ならではの会話が見られるので、新鮮な気持ちでプレイすることができました。
1周目の恋愛エンディングと最良エンディングでは、回収できるスチルが違うため、それも見れてよかったと思います。
2周目は、効率重視で
2周目以降は、他の気になるキャラクターのエンディングも見たかったので、効率を考えました。
最良エンディングルートに入る条件のひとつに、「本命以外の他の守護聖との恋愛イベントを7まで進めない」とあります。
ですので、今回は自分が気になる複数の守護聖の好感度を上げておき、恋愛イベント6までを発生させ、その時点でのセーブデータをとっておきました。
既読スキップ機能で、かなり時間を節約できますので、そのデータから初めてクリアまで約2~3時間くらいでした。
時間が許せば、全員の最良ルートを見たいな~と考えています。
コメント