「マレニア王国の冒険酒場~パティアと腹ペコの神~」のご紹介です。
携帯アプリやPS4など色々な媒体でプレイできますが、私はNintendo Switchダウンロード版を購入しました。
食材を手に入れるために冒険するRPG要素と、酒場の売上をあげるために試行錯誤する経営シュミレーション要素の2つが楽しめます!
1000円代で買えるのに、それを上回るボリューム感で、満足度が高かったです!
ケムコ様 公式サイト https://www.kemco.jp/game/adventure-bar/ja/index.html
マレニア王国の冒険酒場〜パティアと腹ペコの神〜
弟が貧乏神に取り憑かれ、多額の借金を負ってしまった一流レストランのお嬢様。
貧乏神は食いしん坊で、おいしいものを食べると満足して力が弱まるとのこと。
料理が得意な天然系のお嬢様が、とある村で酒場を借り、貧乏神に料理を食べさせながら、借金を返すために奮闘する・・・というあらすじです。
恋愛要素はほぼありませんが、最初に仲間になってくれる村の男の子がイケメンで強く、ずっと贔屓にしていました。
とにかく料理が重要なゲームシステム
このゲームは、戦闘では経験値がもらえず、料理を食べる事でレベルアップします。
また、貧乏神に決まった数値の料理を食べさせ、酒場の売上が一定以上になると、ストーリーが進むようになっています。
ですので、レベルアップのために食べる料理と、ストーリーを進めるための料理を効率よく作っていかなければなりません。
昼間は主にダンジョンで食材集め、夜は酒場の運営という流れを繰り返していきます。
ちなみに時間制限はないので、自分のペースで進められます。
作れる料理の総数、なんと600種類以上!
それぞれの料理には、レベルアップのため食べる事で得られる経験値と、酒場で売る時の価格が設定されています。
最初は大したものが作れませんが、ゲームを進めてレシピを手に入れると、作れる料理が増えていきます。
レシピの入手方法もさまざまで、本を読んだり、人に聞いたりが基本ですが、完全にオリジナルの組み合わせで試す「オリジナル調理」も可能です。
正解だった場合、新しくレシピとして追加されます。現実にある料理から連想できるものも沢山あるので、新しいレシピを発掘する楽しさも味わえます。
食材だけでなく、オーブンや発酵器などの調理器具も必要になるので、序盤はお金のやりくりが大変かもしれません。
ダンジョンは、少し飽きてしまうかも
場所によって採れる食材が違い、後半に行くほど、高値で売れる料理を作るための食材が手に入りやすくなります。
最初のうちは新鮮で楽しいのですが、一日一箇所しか行けず、敵とのエンカウントもあるので、目的の食材を採るために何度も同じ場所に行かなければならないのは正直大変でした(ゲームが進むにつれ、お店で売られるようになる食材もあります)。
探索スキップ券といって、ダンジョンに行かずに食材だけ手に入る券もありますが、数に限りがあります。
また、終盤になると食材も飽和状態になってくるので、逆に行くところがない・・・みたいな状況にもなりました。
戦闘はシンプルなターン制
特別難しい戦闘システムはなく、基本は敵味方ともに素早さの高い順に行動していくターン制です。
序盤から中盤にかけては、きちんと料理を食べて適正レベルまで上げていれば、それ程難しいと感じないと思います。
しかし終盤になると、いやらしい状態異常などを使う敵が出てくるので、装備での対策もきちんと考える必要があります。
個人的には、クリアできないほど辛くはありませんでした。
まとめ
RPG&経営シュミレーションというジャンルをプレイするのは今作が初めてでしたが、食材の入手で多少飽きてしまう部分はあるものの、少し天然なお嬢様と、それを助けてくれる仲間たちの掛け合いも楽しく、ストーリーは面白かったです。
効率的にゲームを進めるため、膨大なレシピの中から酒場に並べる商品を考えたりする過程も、悩みながらも楽しいものでした。
私の場合、クリアするまで40時間程でした。
定価でも2000円以下なので、このボリュームはお得感ありです。
ほんわか系のストーリーやコツコツ系のゲームが好きな方には、おすすめです!
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