トイレトレーニングの軌跡

育児

 長い間子供のおむつかぶれで悩んでいた私ですが、トイレトレーニングでもずいぶん悩みました。

 結果的に、「完全におむつが外れた!」と言えたのは、5歳になってからです。

心配でも、本当に時期が来れば外れる

 よく、「時期が来れば外れるから心配いらない」と言われますが、今にして思えば、私の場合もそんな感じでした。

 ですが、初めての育児でなかなかトイレトレーニングが進まず、「このままでいいのか?」といつも心配していました。

 まさに現在悩んでいる方もいらっしゃると思いますので、どんな感じでおむつはずれが進んだのか、私の体験談を書かせて頂きます。

おむつは3歳までに外す?

 私が子供の頃は、3歳になってから保育園に入ったそうで、実母は「保育園に入る前におむつを外さなければならなかった」と言っていました。

 そのため、私もなんとなく、「3歳頃までにおむつを外すもの」と考えていました。

 私の娘は育休明けの1歳から保育園に通っていたので、2歳になる前に保育園の先生に「そろそろトイレトレーニングを始めた方がいいでしょうか?」と聞いてみました。

 意気込んで聞いたものの、意外にも「座る練習くらいならしてみてもいいかもしれませんね」という返答でした。

 私が娘を預けていた保育園では「何歳までに外さなければならない」と、急かされるようなことはなく、子供の様子を見てトイレトレーニングを始められそうな子には「布パンツを持ってきて下さい」という声かけがある感じでした。

 気持ちが少し楽になり、まずは、おまるに座らせる練習を始めることにしました。

張り切って買ったおまる、ほとんど使わず

こんな形のおまるです。

 私が買ったおまるは、「リッチェル ポッティス イス型おまる」という商品です。

 またいで座るタイプではなく、洋式トイレのようにそのまま座れる形でしたので、子供も使いやすそうだと思い購入しました。

 ・・・が、結果として2歳の娘は全く座りたがらず、半年以上お蔵入りする羽目になりました。

 おまるで初めておしっこができたのは、3歳になる少し前くらいです。

 興味を持たせようと、キャラクターの便座シートを貼ったり、トイレの中におまるを置き、「ちょっと座ってみよう」と声をかけたりしましたが、毎回「いかない」で終了でした。

 無理矢理やらせるのも逆効果だと思い、行かないと言われたらしつこく誘うことはしませんでした。

 そうこうしているうちに3歳になり、乗せるだけの簡易補助便座を買ったので、おまるの出番は数ヶ月ほどしかありませんでした・・・。

3歳半頃、おしっこのみトイレでできるようになる

 この時期が、一番悩んだタイミングでした。

 3歳を過ぎてようやく、たまにトイレでできるくらいになりました。

 この頃には、「トレパンマン」などのトレーニング用紙おむつと、トレーニング用の布パンツを併用していました。

 出かける時には紙おむつ、家にいる時は布パンツという具合です。

 私の実母には、「もう3歳を過ぎてるのに、大丈夫なの?」と、しょっちゅう言われていたので、それもストレスになりました。

 娘もトイレまで間に合わず床にしてしまったり、こちらの反応を試すように、わざとシーツの上でおしっこをしたりと、困る事が多々ありました。 

 それでも、トイレが嫌にならないよう、怒ることはしないように気をつけていました。

 布パンツをはいている時は、うんちも布パンツの中にしてしまうので、ひたすらパンツを手洗いしていた記憶があります(笑)

 ちなみに、よく言われている「ごほうびシール作戦」は、私の場合ほぼ効果はありませんでした。

 シールを何枚も貼りたがり、ただ遊ぶだけになってしまった為、特にトイレが楽しくなる工夫などはせず、トイレでおしっこができた時は、沢山褒めていました。

 根気強く「おしっこは、トイレでするんだよ」と伝え続け、3歳半頃に、昼間のおしっこはほぼトイレでできるようになりました。 

 時々パンツを濡らしてしまう事もまだありましたが、保育園にも布パンツを履いていけるようになり、娘も得意になっていました。

4歳頃、夜のおむつが外れ、うんちもできるように

 昼間のおしっこができるようになっても、夜はしばらく夜用紙おむつをしていました。

 夜のおしっこに起きられるようになるには、膀胱の発達が関係しているとの事でしたので、あまり心配はせず見守ろうと考えていました。

 うんちに関しては、しばらくうんちのみ布パンツにしてしまう事が続きました。

 その度に「トイレでしようね」と伝え、次第にできるようになりました。

 娘は保育園ではうんちせず、いつも帰ってきてからしていたので、保育園で困ることはありませんでした。器用なものです。

突然の毎晩おねしょ期

 5歳になったばかりの頃、二週間くらいですが、何故か毎晩のようにおねしょをしてしまう時期がありました。

 この時は、夜のおむつも外れていたので「どうしたんだろう」と心配しましたが、一時的なもので、すぐ収まりました。

 その後は夜、トイレに行きたい時に目を覚まし、起きられるようになりました。

 あまりに毎晩おねしょをするので、当時は医者に相談しようかとも思いましたが、振り返れば、脳や体の成長が追いつくまでの過程だったのかなと思います。

まとめ

 トイレトレーニングは、うまくいかないとつい周りの子と比べてしまいますが、本当に「時期が来ればおむつは外れる」ものでした。

 当時はとても悩んでいましたが、できる事は毎日の積み重ねだけだったように思います。

 気がつけば子供は成長し、「あれ、できるようになった!」という驚きの繰り返しでした。

 今悩んでいる方も、深刻に考えすぎず、「そのうち成長すれば外れるさ〜」くらいの気持ちで全然OKだと思います!

 

 

 

 

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