Nintendo Switch ダウンロードソフトです。
恋愛要素ありの推理ノベルゲームということで、前から気になっていたのですが、夏のセールでついに購入致しました。
この作品はPCで無料ダウンロードできるフリーゲーム「Buddy Collection(バディコレクション)」シリーズの番外編という位置づけだそうで、本編をやっていなくても遊べるとの事でしたので、プレイしてみました。
なるとりっく様 公式サイト https://narutrick.com/
時々「?」という箇所があるものの、単品プレイでも特に問題なし
学園×推理×相棒・・・主人公は高校の「探偵科」生徒で、探偵科の生徒は二人一組で捜査をする「バディ」制度というものがあるという設定です。
今作「胡蝶荘の奇妙な五人」は「探偵科」に来た依頼を引き受けたものの、台風によって帰れなくなってしまい、そこでやむを得ず宿泊した「胡蝶荘」という場所で事件が起こる・・・というストーリーです。
冒頭で一緒に捜査する「バディ」である男子生徒を選ぶのですが、選んだ男子生徒によって、展開が変わります。
お話を読み進めていくうちに、本編に関する会話や回想がチラリと出たりする事もあります。
しかし、ストーリーを進めていく過程で、こんなことがあった・・・と説明が出てくるので、わからなくても特にストレスはありませんでした。
恋愛要素は薄め ストーリーは全ルートクリア推奨
バディを組める候補の男の子は3人おり、選んだ男の子によって話の展開が全く異なります。
殺されてしまう人、トリック、明らかになる登場人物の秘密・・・など、全て違いますので、各ルートそれぞれ新鮮に楽しめます。
乙女ゲームのような直接的な恋愛表現はありませんでしたが、男の子達が、主人公を特別に想っているような描写はありました。
乙女ゲーム的なものを期待すると肩透かしをくうかもしれませんが、推理ノベルゲームとしてのストーリーが面白いので、私はおすすめしたいです。
ひとつのルートをクリアするのにかかる時間はおよそ1時間ほどなので、サクサク進めることもできます。
全ての男の子のルートをクリアすると、各ルートで集めた情報をもとに、「真実」がわかるルートが解放されます。
このゲームの醍醐味は、各ルートで消化不良だった部分が最後に明らかになる、そのスッキリ感にあると思います!
システムについて
推理系のゲームにしては珍しいかと思いますが、任意の場所でセーブはできません。
ハラハラ感の演出のためか、ストーリーの途中で重大な選択肢があり、失敗すると殺されてしまったりすることもあります。
しかし、その選択肢まですぐに戻れますので、特にストレスにはなりませんでした。
謎解きに関しても、個人的にはストーリーをしっかり読めばさほど難しくないと思いますので、気軽に遊べる作品だなと感じました。
今回この作品をプレイしてみて、無料で遊べるPC本編もやってみたいと思いましたので、時間を見つけて手を出そうと思います。
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